定位置人間の後遺症?
私は基本的にものを定位置に戻すことができる「定位置人間」です。
ものを使ったらもとに戻すことが身についています。
どこに何が保管されているかも把握しています。
なので、ものが多くても、ものを探すということがありませんでした。
さて、ものの見直しを始めたのがここ1年。
ものを減らし、残したものを試行錯誤しながら、
本来あるべき場所へと移動させたものが少なくありません。
新しい住所へと移動させた訳です。定位置の変更です。
これが、新しい定位置が感覚として身に着くまで、前の定位置を身体が覚えているので、無意識にそちらを探してしまうのですね。
ものが減り視覚的なストレスは減ったものの、意外にも「ものが多くて探す」ではなく、「新しい住所に慣れないことで探す」ストレスに苛立ちを感じてしまい、
ものを減らした意味があったのか、と不安がよぎったこともありました。
今では新しい住所に身体が慣れ、そんなストレスからも解放されましたが、
先日、夫が○○ここになかったっけ~と、昔の定位置をガサゴソと漁っているのをみて、
新しい住所を指し、ここに移すって言ったじゃ~んと言いながらも。
「定位置」にあった時間軸で考えると、新しい住所の方が短い訳で。
ものの定位置を移す際に、夫には声をかけているけれど聞いている訳もないので(笑)、
「定位置」の変更は最小限にしようと思う、今日この頃でした。