《モノの見直し》 器 お料理が映える和食器が欲しい。
5年ほど使い込んだ作家ものの器です。
「お料理はまず、目で食べるもの」と言いますが、随分とこの器には助けられました。
ふちの浅い立ち上がりが絶妙で、少ない量をちょこんと盛ると一気にお洒落な感じになるのです。
メイン料理が中途半端に残ってしまった時など、翌日この器に盛るとまるで別の料理かのように蘇り、食卓を彩ってくれます。
ふと、最近思うのです。
結婚当初セット売りをしている白い洋食器を購入しました。
今も日々使っていますが、白い洋食器はシンプルで、確かにどんなお料理にも合います。
でも、私の場合「合う」だけなんです!
私の稚拙なお料理がそのまま食卓に上るだけなのです。笑
盛り付けセンスもないので、残念ながら目で見て楽しめない。。
そんな私を和食器は助けてくれます。
和食器や民芸品の器はそれだけで和の美があり、盛り付けで器を選ぶ愉しみも生まれます。
かような器効果も大です。笑
これからは徐々に和食器や民芸品を求め、白い洋食器と入れ替えていこうと思います。
手軽に購入できるものではないので、出合いまでは時間を要すると思っています。
洋食器を求めるときは、夫と二人暮らしなので最低2枚は同時購入していました。
食卓に並べる器はお揃いで、という変な思い込みもありました。
和食器は「和」の雰囲気がそれだけで統一感を醸し出してくれるので、複数同時購入のこだわりも捨てたいと思います。
ひとつのモノを長く、大切に使っていけるような暮らしの美しさ。
1点ものとの出会いを愉しみたいと思っています。
同じ人間が選ぶものなら、きっと私らしい統一感が生まれるのではないかと思います。
そんな日が待ち遠しいです。
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